包茎手術をしないと発症しやすい尖圭コンジローマの症状

包茎を放置することにより、様々な病気や症状に悩まされる可能性があるでしょう。包茎手術をしなければ発症しやすい症状の一つに、尖圭コンジローマが挙げられます。尖圭コンジローマとはどのような病気なのかというと、肛門や性器の周りにイボができる病気をさしています。イボができる部位は、男性の場合には亀頭の先端部分や環状溝と呼ばれる部分、包皮の内側や外側、陰嚢、肛門の周りなどがあげられます。

発症するイボは白やピンクのものもあれば、黒っぽい茶色や黒色など様々で、大きさは直径1ミリから3ミリ前後が多く見られます。イボの形状にも様々なものがあり、乳頭状になっているものもあれば、カリフラワーのような形になることもあります。尖圭コンジローマは自覚症状はほとんどないものだと言われているものの、場合によってはかゆみや痛みが生じるケースも見られます。

原因はウイルスによるものであり、性行為やそれに類似する行為によって、皮膚や粘膜などにある小さな傷にウイルスが侵入して感染することになります。

包茎手術をしないと発症しやすい尖圭コンジローマの治療方法

尖圭コンジローマにかかったことがわかると、なぜ自分が感染してしまったのか、だれに移されたのかと思い悩む人も多いものです。尖圭コンジローマの原因となるウイルスは、性行為を通してだれにでも感染する可能性があるウイルスです。原因を追求するよりも、早めに医師の診察を受けることが大切です。

男性の場合には泌尿器科や皮膚科などに相談するのが一般となります。治療方法としては、外科的療法と薬物療法の二つがあります。外科的療法は電気を使用したものや凍結療法、レーザーなど様々です。薬物療法において使用する薬も様々で、どの薬を使用するかは、イボの数や大きさ、治療に対する反応などを考慮して、総合的に判断されることになるでしょう。

包茎手術を受けなければ尖圭コンジローマを発症するリスクは高まります。包茎手術を受けないことによって治療に時間がかかったり、再発を繰り返すこともあるでしょう。そのために包茎に対する治療としては、包茎手術を行うこともあります。

まとめ

尖圭コンジローマは性交渉を介して感染する病気であることから、パートナーの治療も重要となります。どちらかが感染することによって再発をくりかえすのを防ぐためにも、本人だけではなく、パートナーも一緒に治療を行うことが望まれます。

また包茎であることがリスクを高めることにもなるので、包茎で悩んでいるのであれば包茎手術を検討することも重要です。包茎手術に対してネガティブなイメージがある人も多いかもしれませんが、しっかりと自分の体に向き合っていくようにしましょう。